いきなりですが、ボディミストというアイテムをご存知ですか?いわゆる香水とは違うんです。この記事では、ボディミストの基本知識から、正しい使い方と注意点、どんな人がボディミストを使うと良いのか、そして選び方や香水との使い分けまで、ボディミストを上手に活用するための情報を詳しく解説します。さらに、おすすめのボディミストも6つピックアップして紹介しますので、香りのチョイスにも役立てて、ボディミストで新しい香りの世界を堪能してみてください。ボディミストとは?ボディミストは、ボディスプレーやボディコロンとも呼ばれていて、一言でいうと香りが付いたボディ用化粧水のことです。化粧水のカテゴリーに入っているので、香りだけでなく保湿作用など化粧水としての効果があります。化粧水と同様に全身にふりかけられるので、かすかに香りをまとうことができます。こちらもおすすめ👉ボディミストとは?|香水との違いやおすすめアイテムをご紹介こちらもおすすめ👉フレグランスミストって香水とどう違う?おすすめアイテムもご紹介♡ボディミストの特徴ボディミストとは、手軽に香りを楽しむことができる美容アイテムの一つです。スプレータイプのものが多く、香水と比べてガラス製ではなくプラスティック製の容器が多いので持ち運びも便利なため、外出先で匂いが気になるときに何度でもプッシュできるのが魅力です。また、シーンや目的に応じて選べる多くの種類と香りがあり、人気ブランドからプチプラまで幅広い価格帯で手に入るので香水より取り入れやすいと言えるでしょう。ボディミストに保湿成分?一般的に、ボディミストは水やアルコール、香料などが配合されています。その配分が商品によって違うのですが、保湿成分が配合されているかどうかは気になるポイント。乾燥が気になる季節や場所で使いたい場合、成分チェックは欠かせません。アルコールが多く含まれている商品を選ぶと、逆に乾燥を引き起こす可能性もあります。しかし、最近はこの点に注目して、うるおい成分をプラスした製品を多く発売しています。例えば、ヒアルロン酸やコラーゲン、天然のエキスなどが配合されているミストも増えています。一般的に配合されている保湿成分として、グリセリン、ヒアルロン酸Na、スクワランなどがあります。香水との違いは?ボディミストと香水、一見似ているようで、実は違いがあります。一つ目の違いは、持続時間です。一般的に香水はアルコールが多く含まれており、持続性が高いのが特徴。一方で、ボディミストは水分が多く、持続性は控えめですが、気軽に何度もスプレーできる点が魅力です。一つ目の違いは、持続時間です。一般的に香水はアルコールが多く含まれており、持続性が高いのが特徴。一方で、ボディミストは水分が多く、持続性は控えめですが、気軽に何度もスプレーできる点が魅力です。二つ目は香りの強さです。香水は独特の香りが強く、フレグランスにこだわっているため、値段も比較的高いことが多いです。ボディミストはプチプラ商品も多く、日常使いや気分転換、シーンに合わせて選ぶことができます。またボディミストは衣類や髪の毛にも直接スプレーできるので、より広範なエリアで香りを楽しめます。ボディミストの正しい使い方ボディミストが気になるけれど、正しい使い方が分からないという人も多いはず。実は、ボディミストの魅力を最大限に引き出すコツがあります。ミストを吹きかける場所や距離と量、またボディミストを付けるタイミングなど。それぞれのポイントを一つ一つ見ていきましょう!ボディミストを付ける場所はどう選ぶ?ボディミストの魅力を最大限に引き出すためには、付ける場所が重要です。シーンや目的に合わせて選びましょう。またボディミストを使う際は、対象となる部位をきれいにしておくことが大切です。そうしないと、他の臭いと混ざり合い、望んでいた香りとは異なる可能性があります。またボディミストを使う際は、対象となる部位をきれいにしておくことが大切です。そうしないと、他の臭いと混ざり合い、望んでいた香りとは異なる可能性があります。手首手首は体温が高く、香りがよく広がる場所です。そのため、しっかりと香らせたい場合は、手首にボディミストをスプレーするのがおすすめ。ただし、揮発性が高い場所でもあるので、香りが飛びやすいです。耳元・うなじ耳元やうなじは、手首と同様に体温が高く、香りがよく広がる部分です。顔に近いので、自分自身で香りをより強く感じられます。スプレーする際は少量に留め、シミ対策のため紫外線に当たらないよう注意が必要です。髪の毛ボディミストを髪の毛に使用する場合、製品によってはアルコールが多く含まれている可能性があります。そのため、髪の毛には特に「ヘア&ボディミスト」と呼ばれる商品を選ぶのが最適です。これなら、ボディにも髪にも安全に使用でき、髪からも良い香りが楽しめます。下半身香りは自然と下から上に広がる性質があります。そのため、下半身にボディミストをスプレーすると、持続性が高まります。特に、足首やひざの裏、内ももなどに少量スプレーすると、動くたびに心地良い香りが感じられます。どれくらいが適量?どのくらい離して使うのが良い?一般的に、適量は1〜3プッシュが目安です。持続時間や香りの強さはブランドや成分によって異なるので、初めて使う場合は少量から試してみましょう。もちろん、シーンや気分、目的に応じて調整することも大切です。付けすぎるとボディミストの良さである微かな香りが台無しになってしまいます。また、スプレーする距離も重要なポイントです。近すぎると香りが集中しすぎてしまい、逆に遠すぎると広がりすぎてしまいます。一般的には、スプレーする部分から約5~10cm離れた位置がおすすめです。使用のベストなタイミングとは?ボディミストは、香りを楽しみつつうるおいも補える優れもの。でも、その魅力を最大限に発揮するためには、使用するタイミングも重要なポイントです。お風呂上りお風呂上りは肌が清潔で、気分もリラックスしている瞬間。そのタイミングでボディミストを使えば、フレグランスがより深く香ります。さらに、肌に直接スプレーすることで、保湿成分が浸透しやすくなります。外出前外出する10〜20分前にボディミストを使用するのが一番です。多くの人が香水を30分〜1時間前に使用するとされていますが、ボディミストの持続時間は比較的短いので、出かける直前がおすすめ。外出時のリフレッシュボディミストは通常1〜2時間の持続時間があります。香りが弱まってきたら、そのタイミングで再度スプレーすると良いでしょう。ボディミストを付けるときの注意点ボディミストは手軽に香りを楽しめる便利なアイテムですが、使い方によってはその魅力を半減させてしまうこともあります。持続時間を意識してタイミング良く清潔な肌に適量つけることが大切です。またアルコールや特定の香料に敏感な方は、成分をしっかりと確認しましょう。付けたらダメな場所基本的には、ボディミストは顔周りには向いていません。成分が目に入る可能性もありますし、肌に合わない場合は皮膚トラブルの原因にも繋がり、紫外線を浴びやすいのでシミを誘発させてしまう可能性もあります。またアルコールや香料が配合されているので、傷口や炎症部に付けると炎症を悪化させる可能性があります。またアルコールや香料が配合されているので、傷口や炎症部に付けると炎症を悪化させる可能性があります。意外に気を付けなければいけないのは汗がたまりやすく臭いが気になる場所です。例えば脇下などには避けて使用したほうがいいでしょう。付けるとしても濡れたタオルやウエットシートなどで汗を拭き取って清潔にした状態で付けるようにしましょう。香水との併用は?皆さん、気に入ったフレグランスを見つけたら、その香りをできるだけ長く楽しみたいですよね。そのためにボディミストと香水を併用している方もいるかもしれません。ただ、この組み合わせには実はいくつか注意点があります。ボディミストと香水は、それぞれ独自の成分と香料が配合されています。この二つを同時に使うと、香りが混ざってしまい、予期せぬ匂いを発生させる可能性があります。例えば、フローラルな香水とシトラス系のボディミストを併用すると、思ったよりも好みと違う香りになってしまうかもしれません。また香水は通常、ボディミストよりも持続時間が長いです。併用した場合、ミストの香りが先に消えてしまい、バランスが崩れることがあります。そしてアルコールやその他の成分が肌に与える影響も考慮する必要があります。特に敏感肌の方は、二つのフレグランスアイテムを併用することで、肌に負担をかけてしまう可能性があるので注意が必要です。ボディミストが合うのはどんな人?ボディミストは近年、特に人気が高まっています。でも、一体どんな人にピッタリなのでしょうか?ボディミストには様々な香りやブランド、成分があります。香水よりも控えめな香りが多いため、香水が苦手な方や初心者におすすめです。またボディミストの持続時間は一般的に短いですが、逆に気軽に使えるということから、外出先などのシーンで活躍します。さらに乾燥肌や敏感肌の方でも、スキンケア成分が配合されたミストが多いので安心です。ついでにうるおいもプラスされるので、美容意識が高い方にもぴったりです。さりげなくいい香りでいたい!香水が好きだけど、場所やシーンによっては少し主張が強すぎることってありませんか?そんなとき、ボディミストが大活躍します。多くのボディミストは、フレグランスが控えめな作りになっています。そのため、オフィスや学校など、控えめな香りが求められる場所でも気軽に使えます。成分も多くの製品で天然に近く、アルコールの含有率も低めです。つまり主張の強い香水の匂いではなく、お風呂上りや柔軟剤のような香りをボディミストでも再現することができます。乾燥が気になる…寒い季節やエアコンが効いたオフィスでの乾燥は、皮膚のトラブルだけでなく、心地よく過ごすための大きな障害ですよね。そんなとき、ボディミストがただの香り付けではなく、本格的な乾燥対策と美容ケアを同時に提供してくれます。ボディミストには、多くの美容成分が贅沢に配合されています。ヒアルロン酸、コラーゲン、ビタミンEなど、通常のスキンケアアイテムに匹敵するレベルの成分がしっかりと含まれているんです。成分表は配合量の多い成分から順に記載されているので、保湿成分が成分表の頭のほうに記載されている商品ほど、保湿ケアがしっかりできる商品といえます。ボディミストの選び方ボディミストは、サッとひと吹きで気分をリフレッシュさせる便利なアイテムです。しかし、選ぶ際に何を基準にすれば良いのか、ちょっと迷いますよね。使用シーンに合った香りや持続時間が一つの選び方です。香りはフレッシュなシトラス系から落ち着きのあるムスクまで、多くの種類があります。比較的控えめな香りで、持続時間も短めなものが使いやすいボディミストの特徴です。またボディだけでなく、髪の毛にも使える製品が増えています。特に忙しい朝や外出先で便利です。ただし、髪に使用する場合は、アルコールが少なめで、うるおい成分が含まれているかもチェックが必要です。美容成分が配合されているミストも人気です。シーンに合ったものを学校やオフィスシーンなら石鹸の香り一つの空間に大勢の人が集まるようなシーンでは石鹸系のボディミストがおすすめです。お風呂上がりのような爽やかな清潔感が男女問わず好評です。自宅でのリラックスタイムならウッディ系や柑橘系の香り森林で深呼吸するような、ウッディ系の香りはリラックス時間にぴったりです。特にボディミストは控えめな香りなので、落ち着いた雰囲気が楽しめます。またリフレッシュには爽やかな柑橘系の香りが最高です。特に朝起きたときにオレンジやレモンの香りが広がると気持ちがいいですよね。デートシーンならエレガントな香りオレンジやグレープフルーツのシトラス系、花々のフローラル系、または石鹸やシャンプーの清潔な香りなどから相手に与えたい自分のイメージの香りを選ぶのがおすすめです。ボディだけでなく全身に使える?お風呂上がりに顔のスキンケアに集中して、ボディの保湿を忘れがちな方も多いのではないでしょうか?実は、お風呂から出た後、体温で水分が蒸発し、意外と乾燥してしまいます。ボディミストなら、化粧水のようにミストでスプレーができるので、保湿ケアにぴったり。成分には、うるおいを与えるエキスが配合されており、商品を選ぶときには成分表を確認してみましょう。多くの人はボディミストを肌にスプレーして香りを楽しんでいますが、実はそれだけでなく全身に使える多機能なアイテムなんです。髪の毛や服やかばんなどにも外出先でサッとスプレーするだけで、頭から足元まで統一感のある香りを楽しむことができます。最近ではマスクに付けるなど使用用途は様々です。ボディミストおすすめ6選!ここまででボディミストの付け方や選び方を見てきました。ここからはおすすめのボディミストを6選、ご紹介します。あなた好みのボディミストを探してみてくださいね。こちらもおすすめ👉ボディミストおすすめ10選!一振りで香るため使いやすい♡①SHIRO(シロ)| サボン ボディミストこのミストはゆずの保湿成分が配合されており、一回のスプレーでしっとりとした潤いを感じられます。2022年9月に香料がリニューアルされ、さらに心地よい「サボン」の香りが広がります。学校や職場など、強い香りが避けられる環境でも安心して使えます。また、ホワイトリリーとの相性が良く、他のボディミストやオードパルファンと重ね付けすることで、自分だけのオリジナルの香りを楽しむことができます。香りの構成トップノートレモン、オレンジ、ブラックカラント、ライチミドルノートローズ、ジャスミン、スズラン、プラムラストノートムスク、アンバー、ウッディ、スウィート②La Roche-Posay(ラ ロッシュ ポゼ )|ターマル ウォーターまずこの商品の一番の魅力は、なんといってもその「天然のミネラル成分」です。フランスのラ ロッシュ ポゼ地域で採取されるこの特別な水は、肌に必要なミネラルとトレースエレメントが豊富に含まれています。肌にとても優しい細かいミストが特徴で、顔はもちろん、全身にも使えるのが魅力です。無香料なので大人はもちろん、赤ちゃんから高齢者、そして男性にもおすすめです!また、このターマルウォーターは角質層のバリア機能を強化して肌を健やかに保つ効果もあります。そのため、敏感肌の方も安心して使用できる設計になっています。ひとふきするだけで、さっぱりとした肌の感触を味わえるこのターマルウォーター。まさに家族全員で楽しめる万能スキンケアアイテムです。ぜひ一度、その効果を体感してみてください!③SCENT OF NOTE(セントオブノート) | BODY MISTSCENT OF NOTE(セントオブノート)は、関ジャニ∞、NEWSの元メンバーであり、2019年からはシンガーソングライターとして活動をしている錦戸亮がプロデュースしているフレグランスブランドで、持ち運びが便利なボディミスト形式で香りを楽しめます。このミストには、各香りに合った植物成分と保湿成分が豊富に配合されており、肌にしっとりとした潤いを提供します。特に注目したいのはWhite Lilyという香りです。ムスク、アンバー、サンダルウッドをベースに、ホワイトリリー、アイリス、ジャスミン、ローズなどのフローラルノートにフルーティーとスパイシーな要素も加えて調合されています。その結果、フローラルウッディ調の複雑で魅力的な香りが生まれています。香りの構成トップノートベルガモット、アップルグリーン、カシスミドルノートジンジャー、シナモン、フリージア、ローズ、ジャスミン、アイリス、ホワイトリリーラストノートサンダルウッド、アンバー、ムスク④L'OCCITANE (ロクシタン)|シトラスヴァーベナ ボディ&ヘアミスト クールタイプこのミストはへアケアにも使えるもので、暑い季節には特に、頭皮や髪も汗でべたつきがちな髪にもスプレーできてサッパリ感を得られます。香りは、名前の通りシトラスとヴァーベナ(レモンバーム)が基調。さわやかで、ちょっぴりスパイシーな香りが心地よいです。ひと吹きすると、まるで夏の庭にいるかのような爽快感を感じられるでしょう。さらに特筆すべきは、このミストが「クールタイプ」であること。スプレーした瞬間から、肌に心地よい冷涼感が広がります。これは暑い日の外出先や、運動後のリフレッシュにもぴったり。成分もしっかりと考慮されており、天然のエキスがたっぷり。敏感肌の方でも安心して使えるようになっています。キーノートシトラス、ヴァーヴェナ⑤WELEDA(ヴェレダ)| ウチワサボテン フェイシャルミストこのフェイシャルミストの主成分は、名前の通りウチワサボテン。ウチワサボテンには保湿効果が高く、肌を柔らかくし、乾燥から守ってくれます。さらに、ビタミンEと抗酸化成分も豊富で、肌の老化防止にも一役買います。使い方も非常にシンプル。化粧前のベースとしても、化粧後のセッティングスプレーとしても、または一日の合間にさっと吹きかけるだけ。どんなシーンでも使えるので、バッグに一本忍ばせておくと便利です。細かいミストが心地よく、昼間の乾燥したときやメイク後、マスクをつける前後にもぴったり。さらに、精油のブレンドによる爽やかなグリーンフローラルの香りが、気分をもリフレッシュします。キーノートグリーンフローラル⑥MOROCCANOIL(モロッカンオイル) |ブリュム ドゥ マロック ヘア & ボディフレグランスミストこのミストは、モロッカンオイルの人気製品であるアルガンオイルが贅沢に配合されているため、ただ香りを楽しむだけでなく、しっとりとしたケアも叶えます。このミストの一番の魅力は、その香り。オリエンタルスパイスと甘いフローラルが絶妙にマッチした、高級感あふれる香りが広がります。ただし、香りは控えめでありながらも持続性があるので、香水が苦手な方にもおすすめです。さらに、この製品はアルコールフリーなので、敏感肌の方でも安心して使えます。乾燥が気になる日や、外出前、デート前、オフィスでのリフレッシュにもぴったりです。特筆すべきは、紫外線吸収剤が配合されている点です。これにより、髪が紫外線による退色から守られます。UVケアとしても活用できるというのは、これからの季節には特にうれしいポイントです。キーノートモロッカンオイル、アンバー、フローラルボディミストを上手く活用して香り上級者に!ボディミストの正しい使い方と注意点、そして選び方やボディミストの上手な活用法を紹介してきましたがいかがでしたか。香水との違いやボディミストの特徴を知ることで、シーンや目的に合った香りを纏えることが分かったと思います。持続時間や付ける場所を考慮しなければいけないので、扱うのが難しいアイテムのように思うかもしれませんが、注意点に気を付けて使用すれば問題ないです。この記事を参考に自分に合ったボディミストを選んで、生活に取り入れてみてくださいね。