冬の紫外線ケア、皆さんはどれだけ意識していますか?日焼け止めは晴れの日だけ!さらには夏だけ!という方もいるのではないでしょうか。しかし、冬の空からも紫外線は降り注いでいて季節に限らず対策が必要です。美しいお肌をキープするためには、季節や天候に限らず紫外線対策をすることがポイント。この記事では、そもそも日焼け止めってなんでつけるの?という基本的なところから、選び方や正しい使い方目で日焼け止めに関する情報を網羅的に解説していきます。そして、冬の日でも効果を発揮する日焼け止めを12品厳選してご紹介しますのでぜひ最後までチェックしてくださいね!そもそも日焼けとは?日焼けは、紫外線を受けることで生じます。紫外線は、波長の異なる複数の種類が存在し、それらの中で紫外線A波(UV-A)はシミやシワの原因となり、紫外線B波(UV-B)は肌を赤くさせると知られています。紫外線にさらされると、肌を守るためメラニン色素が多く生成され、これが肌に色素沈着として現れます。これがシミやそばかす、乾燥の原因となるのです。日焼け止めでお肌のダメージを防ぐ日焼け止めを使用することで、紫外線から受けるお肌のダメージを大いに防げます。適度な日焼けは健康的と捉えられますが、日焼けはお肌からするとダメージなのです。また降り注ぐ紫外線の量は季節、天気や場所によって違いますが、年中私たちの体へと届いています。美肌を保つためにも、日常のスキンケアに日焼け止めをプラスして、美しいお肌をキープしましょう。ノンケミカル?紫外線を防ぐ成分日焼け止めに含まれる紫外線を防ぐ成分は、おもに「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」の二つに分けられます。紫外線散乱剤は肌表面で紫外線を乱反射させて肌内部へ侵入するのを防ぎます。お肌の上にバリアをはっているイメージです。紫外線を反射させるため白色のものが多く、白浮きしやすいというデメリットがあります。紫外線吸収剤は紫外線を吸収し、熱エネルギーなどに変化させて放出させ、肌内部に紫外線が侵入しないようにします。紫外線を吸収するクッションをお肌に乗せているイメージです。肌の上で化学反応を起こすことで防いでいるので、お肌には刺激になってしまいます。紫外線吸収剤を含まない日焼け止めは、「ノンケミカル処方の日焼け止め」として知られています。「ノンケミカル」という表現は、天然成分のみを含むと誤解されることがありますが、実際には科学的に合成された成分も含まれています。「ノンケミカル」という言葉は紫外線吸収剤不使用を意味しているということです。この点に注意してくださいね。日焼け止めの強さ紫外線からお肌を守る日焼け止めですがどれだけ防げるのかという指標があります。日焼け止めの効力は、SPF値とPA値で表されますが、これらは異なる紫外線を防御します。SPFは「Sun Protection Factor」の略で、UV-Bの防御効果を示す数値です。最高値は50で「SFP50」、51以上を「SPF50+」と表示し、値が大きいほど効果が高くなります。一方、PAは「Protection grade of UVA」の略で、肌を黒くし、弾力や輝きを失わせるUV-Aを防ぐための指数です。PAの数値は「+」で表示していて「PA+」「PA++」「PA+++」「PA++++」の4段階あります。紫外線対策としては、SPFもPAも数値の高い製品を選べば良いと思いがちですが、実際には様々な日焼け止めがあり、使用するシーンや季節によって選ぶべき適切な製品が異なります。どの状況で、どの製品を選べば良いのかを理解し、適切に使用しましょう。冬にも紫外線は降り注いでる?紫外線量の多い夏だけ対策をすればいいわけではありません。紫外線の強さを時間で計ったものが紫外線量となります。つまり、冬に弱い紫外線を長時間浴び続けることは、夏に短時間の強い紫外線と同じ影響があります。気象庁の情報を基にすると、3月から紫外線の強度が増し始め、5月から7月にかけてが最も強くなります。一日の中では、紫外線が最も強い時間帯はおおよそ10時から14時です。また、地理的にも南方向へ行くほど、また標高が高い場所ほど紫外線の強度が増えます。冬だと、特にスキーやスノーボードなどのウィンタースポーツを楽しむ際、反射する紫外線によってダメージはより強まるため対策が必要なのです。こちらもおすすめ👉雨の日におすすめの日焼け止め10選!選び方のポイントも解説!必見!冬用日焼け止めの選び方冬でも紫外線からの保護が重要ですが、季節に適した日焼け止めの選び方が大切です。冬は空気が乾燥しており、紫外線によるダメージが直接肌に影響するため、高いUVカット機能を持つアイテムの選択が必要です。また、乾燥からくる肌荒れを防ぐために、保湿成分が豊富に配合されたクリームやミルクタイプがおすすめです。自分に合った日焼け止めを選ぶポイントを紹介しますので参考にしてみてください!①使用シーンで選ぶ日焼け止めを選ぶ際には、使用シーンを考えて選ぶことが大切です。冬の時期では毎日の通勤や通学の他にウィンタースポーツを目的に長時間紫外線を浴びることが考えられます。シーンに合わせた選び方で、効果的に紫外線からお肌を守りましょう。普段使いなら日常的にはSPF30、PA++程度で充分な紫外線防御が可能です。SPFとPAの数値が高ければ高いほど、紫外線からの保護は増しますが、同時に肌へのストレスも増加します。冬季には、乾燥や血行の悪化で肌のバリア機能が低下しやすいため、肌に負担のかからない製品を選ぶべきです。通常の日焼け止めは、SPFが20から50程度、PAが+から++++程度の範囲ですので、冬用には夏用より紫外線防御効果が比較的低めの製品を選ぶのが良いでしょう。ウィンタースポーツをするならウィンタースポーツを楽しむ際には、日常使用の日焼け止めよりも、より強力なUV保護ができる製品をしようしたほうが良いです。雪は土やコンクリートよりも紫外線を多く反射するため、ウィンタースポーツ中は地面からの紫外線の反射により、日焼けのリスクが増します。SPF50、PA+++以上の日焼け止めを選ぶことで、効果的に紫外線から肌を守ることができます。さらに、汗や雪に強いウォータープルーフタイプは、頻繁な塗り直しを避けることができ、利便性が高いのでおすすめです。②成分で選ぶ成分で選ぶというアプローチは、季節問わず日焼け止めを選ぶ際の重要なポイントです。特に敏感肌の方や、長時間の使用を考えると、肌に優しい成分が配合されているものを選ぶ必要があります。また成分によって日焼け止めを落とす際にクレンジングが必要かどうか変わってくるので、そうした選び方もあります。乾燥肌の人は保湿効果があるものを冬季は他の季節に比べて、空気が乾燥して湿度も低いため、スキンケアには特別な注意が必要です。この季節に適した日焼け止めは、保湿成分を含むものが理想的です。これにより、肌に必要な潤いを与えるだけでなく、メイクの持ちも改善されます。適切な保湿が行われると、肌の新陳代謝も正常に保たれ、日焼けからくる肌の赤みや刺激も早く治ります。敏感肌の方々には、「ノンケミカル処方」や「アルコールフリー」の日焼け止めがおすすめです。ノンケミカル処方は、肌への刺激を少ない状態で、紫外線から肌を守ります。またアルコールフリーのものは、肌の乾燥を防ぐため、特に乾燥肌や敏感肌の方に最適です。しかし、すべての肌のタイプが同じではないため、実際に使用してみて肌に合わないと感じたら、別の製品を試すか、使用を中止することが重要です。せっかくのスキンケアが、逆に肌トラブルの原因とならないよう、気を付けてください。こちらもおすすめ👉日焼け止め入りハンドクリームのおすすめ10選!紫外線カットと保湿を実現♡③タイプで選ぶ日焼け止めを選ぶ際、テクスチャーやタイプも重要なポイントです。特に、使用感や仕上がりに個人差が出やすいので、各人の好みやニーズに合ったものを選ぶことが大切です。それぞれのタイプごとの特徴や効果を紹介します。また最近では飲むタイプの日焼け止めもあり体の内部から日焼けを防げます。ミルクタイプの特徴ミルクタイプの日焼け止めは、そのテクスチャーが肌にしっかりと密着し、伸びが良いため塗りやすいのが特徴です。また、保湿効果が高く、肌なじみが良いため、乾燥肌の人にも適しています。さらに、ファンデーションとの相性も良いので、メイクの下地として使用することができ、メイク崩れを防ぎます。ジェルタイプの特徴ジェルタイプの日焼け止めは、良好な伸びと軽いつけ心地が特徴で、さっぱりとした使用感があります。このタイプは、白浮きしないため、自然な仕上がりになります。ただし、落ちやすいというデメリットもあるため、こまめな塗り直しが必要かもしれません。こちらもおすすめ👉日焼け止めジェルおすすめ10選|ジェルタイプならではの魅力に迫る!クリームタイプの特徴クリームタイプの日焼け止めは、良好な肌なじみと高い保湿効果が特徴です。また、ファンデーションとの相性も良いため、メイクのベースとして使用するのに適しています。ただし、テクスチャーが固めであるため、伸びにくいという点には注意が必要です。適量を手に取り、丁寧に伸ばすことで、均等に塗布することができます。スプレータイプの特徴スプレータイプの日焼け止めは、手を汚さずに簡単に塗布できるのが特徴です。これにより、外出先での塗り直しにも最適で、持ち歩きやすいのが利点です。しかし、カバー力には劣りがちなので、強い日差しの下では他のタイプの日焼け止めと併用した方がよいかもしれません。パウダータイプの特徴パウダータイプの日焼け止めは、低刺激で、肌にやさしいのが特徴です。その形状から持ち運びもしやすく、外出先での塗り直しにも便利です。特に、すでにメイクをしている状態での塗り直しに最適です。ただし、専用のクレンジングが必要になることがありますので、その点は注意が必要です。冬用!日焼け止め12選冬でも紫外線はお肌にダメージを与えることを乾説明してきました。日焼け止めは数多くの商品がありますが、その中で冬にピッタリの日焼け止めを12選ピックアップしました。これらのアイテムは、紫外線カットはもちろん、乾燥によるダメージからも肌を守ります。敏感肌の方も安心してお使いいただけるアイテムが多数含まれています。美肌効果も期待できる成分配合で、スキンケアしながら美白も目指せます。冬の紫外線対策に、ぜひお試しください!①ORBIS(オルビス) |サンスクリーン フリーエンス毎日の使用になると、使い心地や肌に優しい商品が求められますね。 その要求に応えて開発されたのが、この素肌に優しいストレスフリーな全身用日焼け止めです。 摩擦や乾燥を感じさせない滑らかなテクスチャーで、SPF30、PA+++にも関わらず、紫外線吸収剤は一切不使用。敏感肌の方やお子様でも安心してお使いいただける優れものです。 肌の自然な感触を大切にし、ミルクのように軽やかで、肌に優しくなじみます。日焼け止め特有の不快感や摩擦を感じさせません! この製品は肌の天然保湿因子・NMFに似た成分を配合しており、長時間うるおいを保ち、肌を快適に保てます! 使い心地の良さと、保湿ケアが一体となったこの日焼け止めは、お子様から大人まで、家族全員のデイリーケアに最適です。②ANESSA(アネッサ)| パーフェクトUV マイルドミルクこのアイテムは、強力なUVブロック能力を持ちながらも、低刺激で滑らかな使い心地を誇ります。テクスチャーはなめらかで、赤ちゃんから大人まで、敏感肌の方々にも適しています。独自に開発された特殊技術により、紫外線防御剤をナノレベルで分散させ、少量の紫外線防御剤で紫外線を効果的にカットします。使い心地はシルクのようにさらさらで、高級感があります。また、アルコール、パラベン、鉱物油は一切不使用。石けんで簡単に洗い落とすことができます。アレルギーテスト済みで、ニキビの発生を抑える処方が施されています。さらに、この製品は「環境ダメージブロック処方」を採用。空気中の微粒子や紫外線からお肌をしっかり守ります。「スーパーウォータープルーフ」にも対応し、80分間の水浴テストをクリア。耐水性にも優れているのでウィンタースポーツにも最適です。③KuSu(クス)| 日焼け止め 化粧下地 クリームこの製品は、7種類の美容成分を豊富に含み、乾燥肌にも潤いを即座に与えます。さらに、オキソチアゾリンという保湿成分も加えられており、太陽下でも肌は輝くうるおいを保てます。スムーズに伸び、ベタつかないため、軽やかな使い心地が続きます。また、化粧下地としても毎日利用できます。このクリームはウォータープルーフであり、汗をかいても化粧が崩れにくいので、暑い季節でも利用に適しています。紫外線だけでなく、PM2.5などの環境的刺激からも、肌を優しく保護します。この製品で、外出時でも安心して肌を守り、潤いを保てます。④Curel(キュレル)|UV カット UV エッセンスキュレル特有の乾燥から肌を守るため、セラミド機能成分が配合されています。セラミドは肌の必要不可欠な成分で、この成分が肌のバリア機能をサポートし、肌を潤いで満たします。これにより、肌は外部からの刺激に対して強くなり、潤い肌を維持できます。軽いテクスチャーで、肌にスムーズになじみ、白残りせず、自然な仕上がりに。これ一本で、日焼け止めとしてだけでなく、化粧下地としても活躍します。キュレルのUVエッセンスで、肌ストレスから解放され、外出時も美しい肌を保ちましょう。⑤MENTURM(メンターム)| ベルディオUVマイルドジェル6つの無添加でお肌に優しく、紫外線吸収剤、香料、着色料、鉱物油、パラベン、エタノールを含まず、肌をやさしく守ります。さらに、ツボクサエキス、ハトムギエキス、モリンガエキス、オウゴンエキス、エーデルワイスエキスといったうるおい成分が豊富に配合されており、お肌のうるおいを長時間キープします。この製品は、紫外線だけでなく、乾燥や花粉などの外的刺激からもお肌を守ります。そして、使い勝手の良いポンプタイプの容器は、使いやすさも抜群です。⑥NAPLA(ナプラ)|ミーファ フレグランス UVスプレー テンダーリリーこの製品は、美容と香りの両方を追求した特別なアイテムです。このUVスプレーは、SPF50+ 、PA++++ の高い紫外線カット力で、肌と髪をしっかりと守ります。上品で清潔感あふれるベルガモットとピーチフラワーの香りが、爽やかで甘美な香りを纏わせ、一日中心地よい気分を与えてくれます。そして、イチジク樹皮エキスが配合されており、肌を健やかに保ちつつ、髪にも潤いと輝きを与えてくれます。一本で、紫外線対策と美容ケア、さらには素敵な香りまで楽しめるこのUVスプレーは、機能性と使い心地の良さで、毎日のお出かけがより特別なものになります。⑦elumild(イルミルド) |オルナ オーガニック自然の恵みを活かし、日本国内での企画・製造・販売により、信頼性の高い化粧品を開発しているブランドから登場している日焼け止めは、ユズ果実エキスやサトウキビエキスなど、23種類の植物由来保湿成分をふんだんに使用されています。さらに、コラーゲンやヒアルロン酸、ビタミンC誘導体、プラセンタといった、肌に喜ばれる成分も12種類配合され、美肌ケアも期待できます。この日焼け止めの魅力は、通常の製品が必要とするクレンジングなしに、せっけんだけで簡単に落とせること。水に油を包み込む「o/w(oil in water)」処方により、落とす際の肌へのストレスも軽減。自然と肌を愛するオルナオーガニックの日焼け止めで、健やかな美肌を手に入れましょう。⑧NOV(ノブ)|UVミルクEXこの製品は、敏感肌の方にも安心してお使いいただける、やさしい成分と優れたUVカット機能を融合させたスペシャルケアアイテムです。敏感肌やアトピーの方々からの高い評価を受けており、肌にストレスを与えない成分選定が特徴で、安心と効果を同時に追求した逸品です。軽いミルクタイプでありながら、すっと肌になじむ心地よいテクスチャーを楽しめます。忙しい朝でも、手早く塗布でき、メイク前のプレップとしてもピッタリです。また、「ノブ」独自のフォーミュラにより、持続力も抜群で、日中の紫外線から確実に肌を守ります。⑨ロート製薬|メラノCC ディープデイケアUV乳液この製品は、日中の紫外線から肌を守りながら、持続型ビタミンC誘導体で肌にうるおいを与える朝用UV乳液です。この乳液により、日やけによるしみの予防が可能に。おしろい効果もあり、肌を明るく見せるため化粧下地としても優れています。2種のビタミンC誘導体やビタミンE誘導体、そしてパッションフルーツエキスが肌に潤いと透明感をもたらし、紫外線から肌を保護します。偏光パールで肌を明るくし、皮脂吸着パウダーでテカリ・毛穴を目立たせにくくし、美しい素肌を演出します。使用感は軽やかでみずみずしく、スーっと肌になじみます。また、せっけんで簡単に落とせ、花粉やPM2.5、ちり、ほこりも洗い流し、有害物質から肌を守ります。このアイテムで、日中も美しい肌をキープしましょう。⑩IPSA(イプサ)|プロテクター センシティブ「イプサ」の「プロテクター センシティブ」は、敏感肌の方でも安心して使える上質な日焼け止めとして、多くのユーザーから愛されています。角層の乱れが気になる方や、紫外線からのダメージを受けやすい方に、この低刺激設計のクリームがお肌を優しく守ります。乱れた角層を整え、紫外線による乾燥ダメージを防ぐため、保湿成分が豊富に配合されています。これにより、紫外線だけでなく、空気中のチリやホコリからもお肌を守り、外的要因によるダメージを最小限に抑えます。⑪Mommy(マミー)|UVマイルドジェルN本製品は、お肌に優しく、天然の食品成分を90%も使用している日焼け止めです。SPF33、PA+++の保護力で、肌を紫外線から守ります。特に、お子様から大人まで、1年中使えるので、季節を問わずお肌のケアができます。このUVジェルは、無添加で、肌に優しい成分だけで構成されていて、素肌に近い弱酸性を保ちつつ、うるおい成分も豊富に配合しており、肌に潤いを与えます。さらに、使用後はせっけんで簡単に洗い流すことができ、専用クレンジングは不要なため肌に負担をかけずに、日常のスキンケアに取り入れやすいです。⑫PERFECT ONE(パーフェクトワン)| SPUVプロテクトパウダー本製品は、その名の通り一つで完璧な紫外線保護を追求した、美容と健康に配慮した日焼け止め商品です。こちらのパウダータイプの日焼け止めは、肌に軽く、サラッとした感触でのばせます。忙しい朝や、外出先での塗り直しも簡単で、透明感のある仕上がりが特徴です。崩れにくく、メイクの上からもサッと塗れるため、化粧直しと一緒に紫外線対策ができます。また、このプロテクトパウダーは、肌に優しい成分を使用し、長時間の外出でも肌を健やかに保ちます。冬だからこそ日焼け止めを正しく使おう冬は夏と比べて紫外線の量が少ないと紹介しましたが、冬の季節も日焼け止めは必須のスキンケアアイテムです。冬の紫外線対策として、SPF、PA値が高すぎず低すぎない日焼け止めを選び、それを正しく使うことが大切です。これらのバランスを考慮しないと乾燥しがちな冬の時期は乾燥からくる肌ダメージも生じてしまうのです。三つのポイントに絞って説明していきますので確認してみてください。どれくらい塗る?日焼け止めの適正な塗布量は、塗る部位によって異なりますが冬の時期に関しては顔や首といった顔周りを中心に塗るとして紹介します。顔全体については1回にティースプーン1杯分または5ml程度とされています。一般的に、日焼け止めは塗布量が不足すると、表示されている紫外線防御効果(SPF、PA値)を得られません。日焼け止めは、全体的かつ均等に塗布し、特に紫外線にさらされやすい部位(鼻、こめかみ、耳など)は念入りに塗るようにしましょう。いつ塗る?ベストなタイミングとは日焼け止めの適切な塗布タイミングは、基本的に基礎スキンケアを施した約5分後です。まずは、洗顔で顔の汚れをしっかり落とし、化粧水や乳液を使用して肌にうるおいを与えると、日焼け止めが肌にスムーズになじみます。特に冬の時期は保湿をしてから日焼け止めを塗ると良いでしょう。肌を整えた後に日焼け止めを塗ることで、その効果も長持ちし、メイクの持ちも向上し、塗り直しの頻度も減ります。ちなみに紫外線吸収剤を含む化学的な日焼け止めの場合、塗ってから時間を置くことで紫外線を吸収する成分が肌に定着し、効果が最大化します。冬は塗り直しは不要?冬の季節でも日焼け止めの塗り直しは場合によって必要ですが、夏と比べて頻度は少なくても良いでしょう。通常、日焼け止めは2〜3時間おきに塗り直すことが推奨されますが、冬場は紫外線が弱く汗もかきにくいので、4〜5時間おきに塗り直す程度で十分です。日焼け止めは水分や汗で落ちやすいので、ウィンタースポーツなどをする際には、こまめな塗り直しを心がけてください。また、冬の乾燥する季節では、摩擦や汗で日焼け止めが落ちにくく、塗り直しの回数を減らすことで肌への摩擦回数も減りますので、皮膚への負担も軽減されます。冬でも日焼け止めを塗って紫外線対策を!本記事では日焼けとは何か、日焼け止めがなぜ必要なのかという基本的なことから確認してきて、冬の時期の日焼け止めの選び方や使い方まで紹介しました。夏とは違った紫外線対策をするためにも本記事を見直して自分に合った冬用日焼け止めを見つけてみてください。冬場でも日焼け止めを欠かさず、紫外線から肌を守ることで、年齢を問わず健康で美しい肌を保つことができます!