歯周病予防に効くおすすめ歯磨き粉10選｜成分を見て悩みを解決できるアイテム選びを！

歯周病対策の歯磨き粉を選ぶときにチェックしたいポイントのひとつが「成分」です。なんとなく“歯周病に効きそう”というイメージだけで選んでしまうと、自分の症状や悩みに合わず、思ったより効果を実感できない…なんてことも。

とくに、出血や腫れ、口臭など、どの悩みを優先的にケアしたいかによって、選ぶべき成分は少しずつ変わってきます！

この記事では、歯周病予防に役立つ代表的な有効成分と、それぞれの役割をわかりやすくご紹介します。今使っている歯磨き粉の成分表示と見比べながらチェックしてみてくださいね♪

 自分の口内環境に合った成分を知っておくことで、いつものハミガキタイムがより効果的なケアタイムになりますよ♡

歯周病予防の有効成分

歯周病予防に特化した歯磨き粉には、「細菌を減らす」「炎症をしずめる」「血行をサポートする」「歯茎を引き締める」など、さまざまな働きをもつ成分がバランスよく配合されています！

ここでは、パッケージの裏に書かれていることが多い代表的な成分をピックアップして解説します◎

殺菌成分

歯周病ケアでまず押さえておきたいのが「殺菌成分」です。歯周病は、お口の中で増えた細菌が歯茎まわりにまとわりつき、炎症を引き起こすことで進行していきます。

どれだけ丁寧にブラッシングしても、細かいすき間や歯周ポケットのまわりには細菌が残りやすいため、その“原因菌の活動をおさえる”役割を持つ殺菌成分はとても重要な存在なんです！

殺菌成分が配合された歯磨き粉を使うことで、歯の表面だけでなく、歯と歯の間・歯茎のきわなどに潜んでいる細菌の働きをコントロールしやすくなります。毎日のブラッシングと組み合わせれば、歯垢がたまりにくい口内環境づくりをサポートしてくれるのがうれしいポイント♪ 

「歯周病をしっかり予防したい」「同じところが何度も腫れてしまう」という方は、まずはパッケージに“殺菌成分配合”と書かれているかどうかをチェックしてみてくださいね！

CPC・LSS・IPMP

歯周病の大きな原因は、歯と歯茎の境目にたまる歯垢（プラーク）の中で増える細菌です。CPC（塩化セチルピリジニウム）・LSS（ラウロイルサルコシンナトリウム）・IPMP（イソプロピルメチルフェノール）は、いずれも口の中の細菌を殺菌し、歯垢の増殖を抑えてくれる成分！

とくにCPCとIPMPは、歯周ポケット内の原因菌にもアプローチするとされており、歯肉炎・歯周病予防向けの歯磨き粉に多く配合されています♡

これらの成分が入っている歯磨き粉を選ぶことで、毎日のブラッシングで“物理的に落とすケア”に加えて、“細菌数そのものを減らすケア”ができるのがうれしいポイント♪ 

「出血しやすい」「歯茎がムズムズする」など初期のサインが気になり始めた方は、まず殺菌成分入りかどうかをチェックしてみましょう！

抗炎症成分

歯周病対策では、「炎症をしずめる力」がとても大切です。歯茎が赤く腫れていたり、ブラッシングのときに少し触れただけで血がにじんでしまうのは、歯茎の中で炎症反応が続いているサイン。そこで頼りになるのが、抗炎症成分が配合された歯磨き粉です。

炎症によって過敏になっている歯茎をいたわりながら、腫れやヒリヒリ感をおだやかにしてくれる働きが期待できます◎

とくに歯周病は、「細菌を減らすケア」と「炎症を落ち着かせるケア」の両方を同時に行うことがポイント！殺菌成分だけではカバーしきれない“歯茎のつらさ”をサポートしてくれるのが抗炎症成分なんです。

歯茎がズキズキする、硬いものが噛みにくい、などの違和感が出てきた方は、成分表示に抗炎症成分が含まれているかどうかも、しっかりチェックしてみてくださいね♪

TXA・β-グリチルレチン酸

歯周病は、細菌の刺激によって歯茎に炎症が起きることで進行していきます。その炎症をしずめてくれるのが、TXA（トラネキサム酸）やβ-グリチルレチン酸などの抗炎症成分です。

これらは、腫れや赤み、出血といった「炎症によるトラブル」をおさえることを目的に配合される成分で、歯肉炎・歯周炎の予防や症状の悪化防止に役立ちます。

とくにTXAは、炎症の原因となる物質の働きをブロックしてくれる成分として知られており、「歯茎の出血が気になる」「ブラッシングのたびに血がにじむ」という方に◎　

一方、β-グリチルレチン酸は甘草由来の成分で、マイルドな抗炎症作用が期待できるのが特徴です。歯茎トラブルが出てきたサインを感じたら、殺菌成分に加えて抗炎症成分も入っているかを意識してみると良いですよ♪

血行促進成分

歯茎の健康を考えるうえで、「血の巡りがきちんとしているかどうか」は意外と大切なポイントです！

血行が悪くなると、酸素や栄養がすみずみまで届きにくくなり、ダメージを受けた部分の回復が遅れたり、炎症が落ち着きにくくなったりすることも。そこで役立つのが、血行をサポートするタイプの成分です！

こうした血行促進成分が配合された歯磨き粉を使うと、ブラッシングしながら歯茎まわりのめぐりを整えるサポートが期待できます。マッサージするようにやさしく磨けば、物理的な刺激との相乗効果もアップ◎ 

「なんとなく歯茎が元気ないかも…」「ハリのある健康的な歯茎をキープしたい」という方は、殺菌・抗炎症成分に加えて、血行促進成分が入っているかもチェックしてみてくださいね！

酢酸トコフェロール

酢酸トコフェロールは、ビタミンE誘導体として知られる成分で、血行を促進する働きが期待されています。歯茎の血流が悪くなると、栄養が行き届きにくくなり、炎症が長引いたり、歯茎が痩せてしまったりする原因になることも！

そこで、血行をサポートする酢酸トコフェロールを配合することで、歯茎の新陳代謝を促し、健康的な状態を保ちやすくしてくれます◎

「最近歯茎の色がどことなく悪い気がする」「ピンクというより暗い赤〜紫っぽい」と感じる方は、血行不良が隠れていることも！そんなときは、殺菌・抗炎症成分だけでなく、酢酸トコフェロール配合の歯磨き粉を選ぶことで、内側からイキイキとした歯茎を目指しやすくなります♡

歯茎引き締め成分

歯周病対策では、「歯茎のハリ感」を保つこともとても重要です。歯茎がゆるんでくると、歯と歯のすき間や歯と歯茎の境目に汚れがたまりやすくなり、その部分から炎症が広がってしまうことも！そこで役立つのが、歯茎をキュッと引き締める働きが期待できる“歯茎引き締め成分”です！

歯茎引き締め成分が配合された歯磨き粉を使うことで、ブラッシングとあわせて、たるみがちな歯茎をキープするサポートができます！

継続して使うことで、歯と歯茎の境目が整い、汚れが停滞しにくいコンディションづくりにつながるのがうれしいポイント◎ 

「最近、歯が長く見える気がする」「歯茎の輪郭がぼんやりしてきた…」と感じる方は、こうした歯茎引き締め成分が入っているかどうかも、チェック項目に加えてみてくださいね♪

塩化ナトリウム

塩化ナトリウムは、いわゆる「塩」のことで、歯茎をキュッと引き締める収れん作用が期待されている成分です。歯周病が進行すると、歯と歯茎の間のすき間（歯周ポケット）が深くなり、そこに汚れや細菌がたまりやすくなってしまいます！

そこで、塩化ナトリウムが配合された歯磨き粉を使うことで、歯茎を引き締め、歯周ポケットの悪化を防ぐサポートができます◎

また、塩特有のピリッとした刺激感が「効いている感じがする」と好きな方も多い成分♪

 ただし、刺激に敏感な方や、すでに炎症が強く出ている部分にはしみると感じる場合もあるので、自分の状態に合わせて無理なく続けられるかどうかをチェックして選びましょう♡

フッ素成分

歯周病ケアの歯磨き粉でも、欠かさずチェックしたいのが「フッ素成分」です。フッ素は、歯の表面をコーティングするように働き、飲食によってお口の中が酸性に傾いたときにも、歯がダメージを受けにくい状態をキープするサポートをしてくれます！

毎日使い続けることで、エナメル質そのものをタフにしてくれる“守りの成分”というイメージです◎歯周病対策を意識し始めるタイミングは、むし歯リスクも気になりやすい時期！だからこそ、歯茎ケアに加えて、歯そのものもトータルで守ってくれるフッ素入りの歯磨き粉を選ぶのがおすすめです♡

「歯周病もむし歯もまとめて予防したい」「長く自分の歯で食事を楽しみたい」という方は、成分表示にフッ素が記載されているかを、ぜひ習慣的にチェックしてみてくださいね♪

フッ化ナトリウム

歯周病ケアとあわせて意識したいのが「むし歯予防」！フッ化ナトリウムは、歯の表面のエナメル質を強くしたり、初期むし歯を修復する“再石灰化”を助けたりしてくれる成分です！

歯周病で歯茎が下がってくると、歯の根元が露出し、そこからむし歯になりやすくなるケースも。そのため、歯周病予防の歯磨き粉でも、フッ素入りのものを選ぶのがおすすめです♪

フッ素濃度は商品によって異なりますが、近年は高濃度フッ素配合（1450ppmなど）のアイテムも増えています。歯周病ケアだけでなく、「むし歯も同時に予防したい」「トータルでお口の健康を守りたい」という方は、フッ化ナトリウムが配合されているか、パッケージでチェックしてみてくださいね◎

口臭予防成分

歯周病になると、歯周ポケットまわりにニオイの元がたまりやすくなり、「しっかり磨いているつもりなのに口臭が気になる…」というお悩みにつながりがちです！

そんなときに頼りになるのが、ニオイケアに特化した口臭予防成分が入った歯磨き粉です。

ブラッシングで汚れを落としつつ、ニオイの元までトータルケアすることで、すっきり感が長続きしやすくなります◎

口臭予防成分が配合されたアイテムなら、人と話すシーンが多い方や、マスクの中のニオイが気になりやすい方でも、日中を安心して過ごしやすくなるのがうれしいポイント♪

パッケージに「口臭予防」「息すっきり」などの表記があるものや、消臭・デオドラント効果をうたっているものを選ぶと、歯周病ケアと同時にエチケット面もしっかりカバーできますよ！

ゼオライト・塩化亜鉛

歯周病が進行すると、歯周ポケットから独特のニオイが発生しやすくなり、口臭の原因になることもあります。そこで、気になるニオイをケアしてくれるのが、ゼオライトや塩化亜鉛などの口臭予防成分です！

ゼオライトはニオイ物質を吸着する働きが期待されており、口の中のイヤなニオイをキャッチしてくれる“消臭スポンジ”のようなイメージの成分！一方、塩化亜鉛は揮発性のニオイ成分をおさえて、口臭を目立たなくしてくれるとされています♪

「朝起きたときのニオイが気になる」「人と話す仕事だから口臭ケアも重視したい」という方は、殺菌や抗炎症成分に加えて、口臭予防成分が入っているかもチェックしたいポイント♪

歯周病対策と口臭対策を同時にできる歯磨き粉なら、日中も自信を持って笑顔でいられますよ◎

歯周病対策の歯磨き粉のおすすめの選び方

有効成分がしっかり入っていることはもちろん大事ですが、「どの分類の製品なのか」「歯茎へのやさしさ」「使い心地」などもチェックしておきたいポイントです！ここでは、歯周病対策の歯磨き粉を選ぶときに注目したいポイントを3つに絞ってご紹介しますね♪

医薬部外品より第三類医薬品に分類されているものを

本格的に歯周病対策をしたいなら、パッケージに書かれている「分類表示」をチェックするのがおすすめです◎

一般的な歯周病予防歯磨き粉は“医薬部外品”に分類されているものが多いですが、なかには“第三類医薬品”として販売されているものもあります。第三類医薬品は、歯茎のはれ・出血など、特定の症状に対して効果・効能が認められているタイプで、有効成分がよりしっかり配合されているのが特長です！

「最近、歯茎のトラブルが増えてきた」「出血や腫れをピンポイントでケアしたい」という方は、ドラッグストアで歯磨き粉の棚を見るときに、パッケージの“分類”欄もぜひチェックしてみてくださいね！

ただし、自己判断だけで済ませず、症状が長引いている・痛みが強いなどの場合は、歯科医院での診察も併用するのが安心です◎

歯茎が弱っているなら研磨性の低いものを

歯周病が進行して歯茎が下がってくると、歯の根元が露出しやすくなり、そこがしみたり傷ついたりしやすい状態になります。

そのようなときに研磨力の強い歯磨き粉を使い続けてしまうと、歯や歯茎に余計な負担をかけてしまうことも…。歯茎が弱っている、知覚過敏が気になり始めた、という方は「低研磨」「無研磨」「知覚過敏用」などの表示がある、研磨性の低いアイテムを選ぶのが安心です◎

とくにゴシゴシ強い力で磨くクセがある方は、研磨剤入りだと歯の表面が傷つきやすく、そこに汚れや色素が入り込みやすくなることも！

歯周病ケアでは、歯と歯茎をやさしく守りながら汚れを落とすことが大切なので、成分表示やパッケージの説明を見て、「歯や歯茎にやさしい設計かどうか」を意識して選んでみてくださいね♪

ジェルタイプで発泡性の低いものを

歯周病対策をしっかり行いたい方には、ジェルタイプや、あまり泡立たないタイプの歯磨き粉もおすすめです！

泡がモコモコ立つペーストタイプは爽快感があって気持ちいい反面、「口の中がすぐ泡でいっぱいになってしまい、細かいところまで丁寧に磨く前にすすいでしまう…」ということも起こりがち！

一方で、ジェルや低発泡タイプなら、歯と歯茎の境目や歯周ポケット周辺を時間をかけて磨きやすく、有効成分もその部分にとどまりやすいというメリットがあります。

また、ジェルタイプは水っぽく流れにくいため、歯間ブラシやワンタフトブラシと組み合わせて使うのにもぴったり◎

 「歯周ポケット周りを重点的にケアしたい」「磨き残しを減らしたい」という方は、テクスチャーや泡立ちにも注目して選ぶと、歯周病ケアの満足度がぐっと高まりますよ。毎日使うものだからこそ、続けやすさとケアのしやすさのバランスを意識して選んでみてくださいね♪

歯周病におすすめの歯磨き粉10選

ここからは、成分の特徴や使い心地に注目しながら、歯周病予防にぴったりの歯磨き粉を10アイテムご紹介します。

殺菌・抗炎症・血行促進・フッ素など、先ほどお伝えした有効成分との関連も意識しつつ、自分の歯茎の状態や好みのテクスチャーに合うものを選んでみてくださいね！

①LION（ライオン）｜デントヘルス 薬用ハミガキDX

香りの情報	クリーンハーブ

LION（ライオン）の『デントヘルス 薬用ハミガキDX』は、弱ってきた歯ぐきと歯をトータルに守りたい方にぴったりの歯周病予防歯磨き粉です。

歯槽膿漏・歯肉炎の予防や出血、口臭、むし歯予防など、幅広い効能が公式でもうたわれており、高濃度フッ素（1450ppm）配合でむし歯ケアも同時にできるのが心強いポイント！

爽やかなミント系の香味で後味もスッキリしているので、朝晩どちらのハミガキにも取り入れやすく、家族みんなで使いやすいのも魅力です！

歯ぐきのはれや出血が気になり始めた“初期サイン”の段階からしっかりケアしたい方や、市販品のなかでも歯周病対策に特化したものを選びたい方に◎歯周病ケア入門としても使いやすいので、「とりあえず1本、しっかりケアできるものが欲しい！」という方の最初の1本にもおすすめです♪

②LION（ライオン）｜デントヘルス 薬用ハミガキ 無研磨ゲル

香りの情報	マイルドハーブミント

LION（ライオン）の『デントヘルス 薬用ハミガキ 無研磨ゲル』は、歯ぐきがデリケートな方や、歯の表面への刺激をできるだけ抑えたい方にうれしい無研磨タイプのジェル歯磨き粉です！

弱った歯ぐきをいたわりながら歯周病・むし歯予防ができる処方で、やさしい使い心地が特徴。泡立ちが控えめなので、歯と歯ぐきの境目や歯周ポケット周りをじっくり磨きたいときにもぴったりです◎

ペーストのザラつきが苦手な方や、知覚過敏が気になっている方にも使いやすく、歯と歯茎を“守りながらケアしたい”人に向いています！

就寝前の仕上げ磨き用として取り入れるのもおすすめで、毎日のケアにプラスすることで、負担をかけずにコツコツと歯周病対策が続けられますよ♪

③GUM（ガム）｜デンタルペースト ソルティミント

香りの情報	ミントフレーバー

GUM（ガム）の『デンタルペースト ソルティミント』は、「歯周病菌とたたかう」ガムシリーズの中でも、塩×ミントのスッキリ感が好きな方にぴったりの薬用歯磨き粉です。

殺菌成分CPCが歯周病菌をしっかりケアし、歯ぐきの炎症や出血、口臭を予防！そこにソルティミントの爽やかなフレーバーが加わることで、ブラッシング後のお口がキュッと引き締まるような清涼感を味わえます。ほどよい塩味とミントの組み合わせで、甘い香味が苦手な方でも続けやすいのがうれしいポイント◎

高濃度フッ素（1450ppm）配合でむし歯予防もしっかりできるので、「歯周病＋口臭＋むし歯ケアを一度に済ませたい！」という方や、朝の目覚め磨き・夜の仕上げ磨き用として1本でマルチに活躍してくれるアイテムです♪

④第一三共ヘルスケア｜クリーンデンタル トータルケア

香りの情報	ペパーミント

DAIICHI SANKYO HEALTHCARE（第一三共ヘルスケア）の『クリーンデンタル トータルケア』は、歯周病からむし歯まで“まとめてケアしたい”人向けのオールラウンド型歯磨き粉です♪

選び抜かれた10種の薬用成分を配合し、歯周病予防を中心に、出血・口臭・むし歯などのさまざまな口内トラブルをトータルケアできる処方になっています。1本で幅広い悩みに対応してくれるので、「何を選べばいいか迷ってしまう…」という方の心強い味方になってくれます◎

さっぱりとした塩味のフレーバーで後味もスッキリしているので、「スースーしすぎるミントが苦手」「でも爽快感はちゃんと欲しい」という方にも使いやすいアイテムです。 朝晩のハミガキに取り入れるだけで、毎日コツコツと歯ぐきケアを続けやすいのも嬉しいポイントですよ！

⑤小林製薬｜生葉（しょうよう）

香りの情報	和漢ハーブ

小林製薬の『生葉（しょうよう）』は、「歯槽膿漏を防ぐ」ブランドとして長年支持されている薬用歯磨き粉です。

歯周炎・歯肉炎の予防、むし歯予防、口臭防止、口中浄化などの効能があり、天然由来成分を配合しているのが特徴！歯ぐきが腫れやすい方や、年齢とともに歯ぐきの衰えが気になってきた方の“本格ケア用”として心強い一本です！

漢方系の独特なスッとした使用感があり、「いかにも薬用っぽい味が好き」「とことん歯茎ケアを意識したアイテムを使いたい」という方に向いています。

ミント系の爽快感とはまた違うキリッとした使い心地なので、一般的な香味の歯磨き粉では物足りない…と感じている方にもぜひ試してほしいアイテムです♪

⑥KAO（花王）｜ディープクリーン 薬用温感ハミガキ

香りの情報	和漢ゆず＆ハーブ

KAO（花王）の『ディープクリーン 薬用温感ハミガキ』は、ブラッシング中にじんわりと温かさを感じられる“温感処方”が特徴の歯ぐきケア歯磨き粉です♪

体温より少し高い約40℃の温かさで、歯ぐきの奥までめぐるような使い心地を目指したアイテムです！

歯ぐき組織修復成分ALCAが内側に浸透し歯周病を予防し、さらに抗炎症成分β-グリチルレチン酸、殺菌成分CPC、高濃度フッ素1450ppm、ゼオライトなども配合されており、一本で“守る・整える・予防する”をバランスよく叶えてくれます◎

「マッサージするようにケアしたい」「温感でケアしている実感を得たい」という方にぴったりです♡

夜のリラックスタイムに取り入れれば、歯ぐきをいたわりながらじっくりブラッシングする習慣づくりにも◎

普段の歯磨きでは物足りないと感じている方や、歯ぐきケアをワンランクアップさせたい方に試してほしいアイテムです！

⑦シュミテクト｜歯周病ケア

香りの情報	さわやかでマイルドなダブルミントフレーバー

シュミテクトの『歯周病ケア』は、「しみる」「ズキッとする」といった知覚過敏症状と歯周病予防を同時にケアしたい方におすすめの歯磨き粉です♪

知覚過敏ケア成分のほか、歯ぐきの炎症をおさえて健康に保つ薬用成分や、フッ化ナトリウムによるむし歯予防効果も備えているので、歯ぐきも歯そのものもしっかり守りたい人に心強い1本です。

「冷たいものがしみるけど、歯周病ケアもしたい…」という方や、刺激が少なめのミントで毎日ストレスなく続けやすいものを探している方に◎

知覚過敏用ハミガキからのステップアップとしても取り入れやすく、将来を見据えたお口のトータルケアを始めたい人にぴったりのアイテムです！

⑧LION（ライオン）｜Systema SP-Tジェル

香りの情報	無香料

LION（ライオン）の『Systema SP-Tジェル』は、歯科医院でもよく見かける“本格派”の歯周病ケアジェルです♪

ビタミンE（酢酸トコフェロール）やトラネキサム酸、β-グリチルレチン酸、IPMPなど4つの薬用成分で歯周病を予防し、さらにLSSが浮遊菌を殺菌、フッ化ナトリウムがむし歯も予防してくれる処方になっています！

粘性の高い無研磨ジェルで、歯周ポケット周辺や気になる部分にとどまりやすいのもポイント！低発泡でじっくり磨けるので、丁寧なブラッシング習慣をつけたい方にもぴったりです。歯間ブラシやタフトブラシと組み合わせて使うと、より専門的なケアに近い感覚で歯ぐきケアができるアイテムですよ♪

⑨LION（ライオン）｜Check-Up rootcare α（チェックアップ ルートケア アルファ）

香りの情報	ミント

LION（ライオン）の『Check-Up rootcare α（チェックアップ ルートケア アルファ）』は、歯ぐきが下がって歯の根元が露出してきた方や、知覚過敏が気になる方のケアに向いたジェルタイプの歯磨き粉です♪

フッ化ナトリウム1450ppm配合で“根面う蝕”を予防しつつ、PCA（ピロリドンカルボン酸）が露出した象牙質表面をコーティングし、フッ素を長く留めてくれる仕様になっているのが特徴です。

殺菌成分CPCによる歯肉炎・口臭予防、硝酸カリウムによるしみ対策に加え、研磨剤無配合・低発泡・低香味のジェルなので、デリケートになった歯の根元や歯ぐきをやさしくケアできるのも嬉しいポイント！

歯周病＋知覚過敏をやさしくケアしながら、将来の歯の健康も見据えて対策したい大人の方にぴったりのアイテムです♪

⑩久光製薬｜薬用ラカルト ニュー5

香りの情報	ペパーミント

HISAMITSU（久光製薬）の『薬用ラカルト ニュー5』は、「歯の土台である歯ぐき」に着目した薬用歯磨き粉です♪
3つの薬用成分を配合し、歯周病菌を殺菌しながら歯ぐきをひきしめ、歯槽膿漏・歯肉炎をしっかり予防することを目指したアイテムです。

歯石沈着の予防、むし歯予防、口臭防止、ホワイトニング効果なども公式にうたわれており、「歯周病ケアを軸にしつつ、いろいろな悩みを一気にケアしたい」という欲張りさんにも◎

使ったその日から感じやすい、独特の“ひきしめ感”も人気の理由です。さっぱりとした使用感で朝の目覚め磨きにも、夜のじっくりケアにも取り入れやすく、親世代へのプレゼント用として選ぶ方も多いアイテムです。

年齢とともに歯ぐきの衰えが気になってきた方の、毎日の本気ケア用として取り入れたい一本ですね♪

歯磨き粉を正しく選んで歯周病対策を！

歯周病対策の歯磨き粉は、「何となく」ではなく、成分と特徴を見て選ぶことが大切です。殺菌・抗炎症・血行促進・歯茎引き締め・フッ素・口臭予防など、それぞれの成分がどんな悩みに役立つかを知っておくと、自分に合う1本が見つけやすくなります♪あわせて、第三類医薬品かどうか、研磨剤の有無、ジェルや低発泡タイプなどもチェックして、「歯ぐきにやさしく続けやすいか」を意識してみてくださいね♡