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香水作り入門:オリジナル香水の作り方や調合のアイディアをご紹介

香水作り入門:オリジナル香水の作り方や調合のアイディアをご紹介

香水を身につけるという行為は、自己表現の一部であり、それはまるで見えないアクセサリーのようなものです。

しかし、市販の香水ではなく、自分だけのオリジナルの香水を作ったことはありますか?

この記事では、自作香水の作り方から調合のアイディアまで香水作りについて詳しく紹介します。

目次

なぜオリジナルの香水なのか

なぜオリジナルの香水なのか

オリジナル香水は、市販の香水では満足できない、自分だけの香りを追求したいと思っている方には最適です。また、素材を自分で選べるため、自然な成分だけで作りたい、アレルギーがある成分を避けたいという方にもおすすめです。

また、オリジナルの香水を作ることは、自分の感性を試す楽しみもあります。好きな香りを選び、ブレンドすることで自分だけの香りを生み出す過程は、まさにアートのようなもの。感性と技術が交じり合い、一つの作品が完成する、それがオリジナル香水です。

香水作りの楽しさとは

香水作りの楽しさとは

香水作りは、自分の感性を試すと同時に、新たな自己表現の場ともなります。個々の精油が持つ独自の香りを知り、その組み合わせによって生まれる無限の可能性を探ることは、まさにクリエイティブな作業です。それぞれの香りが重なり合い、一つの独特な香りを作り上げる過程は、絵画を描くような感覚に似ています。

また、自作の香水を通して、香りについて深く学ぶことができます。香りの種類や性質、香りが人々の心や体に与える影響など、香りについて深く探求することで、より一層香水作りを楽しむことができるでしょう。

香水作りは、ただ香りを作り出すだけではなく、自己表現の一形態であり、香りという新たな視点から世界を見つめる手段とも言えます。自分だけの香水を作る楽しみ、それはまさに自分だけの世界を作り出す喜びなのです。

香水作りの基礎知識

自分だけのオリジナル香水を作る前に、まず香水の基礎知識を身につけましょう。これから、香水とは何か、香水の歴史、香水の種類と特徴、そして香水作りの基本的な材料について解説します。

香水とは何か

香水(フレグランス)とは、主に植物や動物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)をベースに、アルコールと水を加えて作られた香りを楽しむための液体です。香りは人間の感情や記憶に直接働きかけ、気分を高めたりリラックスさせたりします。

香水の歴史

香水の歴史は古く、古代エジプト時代に既に存在していました。当時は宗教的な儀式や、体の清潔を保つために使用されていました。中世ヨーロッパでは、街の不衛生さを隠すため、またペストなどの病気から身を守るために広く利用されました。

近代的な香水の製法は、19世紀のフランスで確立されました。化学的な方法で香りを抽出する技術が進歩し、多様な香りを楽しむことができるようになったのです。

香水の種類と特徴

香水には多種多様な種類があり、それぞれが独特の香りと特性を持っています。一般的に、香水はその濃度によって分類されます。

これらの違いを理解することで、自分が作りたい香水のタイプを明確にすることができます。

香水の種類特徴
パルファム(Perfume)香料の濃度が最も高いタイプ。香りが長持ちします。
オードパルファム(Eau de Parfum)香料の濃度はパルファムよりも少ないですが、それでも香りはかなり長く持続します。
オードトワレ(Eau de Toilette)香料の濃度はさらに低く、軽やかな香りが特徴です。
オーデコロン(Eau de Cologne)香料の濃度は非常に低く、香りは比較的すぐに消えます。

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香水作りの基本的な材料

香水作りに必要な基本的な材料は、精油、アルコール、水、そしてその他の材料(濾過紙、ビーカー、容器など)です。

精油(エッセンシャルオイル)について

精油(エッセンシャルオイル)について

精油は、植物の花、葉、茎、根、果実などから抽出された天然のオイルです。それぞれ独特の香りを持ち、その香りは心地よく、リラックス効果があると言われています。また、いくつかの精油は抗菌作用や抗酸化作用などの効果も持っています。

香水作りには多種多様な精油が利用できます。例えば、ローズ(バラ)は女性らしくロマンチックな香り、ラベンダーはリラックス効果がある香り、サンダルウッドはウッディでエキゾチックな香り、そしてペパーミントはさわやかな香りといった具体的な香りが特徴です。

アルコールと水

アルコールと水

精油は水に溶けにくいため、アルコールが媒体となり、精油を水と混ぜ合わせます。その結果、香りはより長持ちし、肌に塗布したときに広がります。

通常、香水作りに使用するアルコールはエタノール(エチルアルコール)です。一方、水は香水のボリュームを増やし、香りを薄めます。香水の種類により、アルコールと水の比率は変わります。

その他の材料(濾過紙、ビーカー、容器など)

その他の材料(濾過紙、ビーカー、容器など)

香水作りには、他にもいくつかの材料や道具が必要です。濾過紙は香水を濾すために、ビーカーは香水を混ぜ合わせるために、そして香水容器は作った香水を保存するために必要です。

また、精油やアルコールを正確に計るためのピペットやメスシリンダー、香りを調整するためのスポイトなども用意すると便利です。

香りの構造:トップノート、ミドルノート、ベースノート

香りは時間と共に変化します。これは香水が持つ3つの「ノート」、すなわち、トップノート、ミドルノート、ベースノートによるものです。

トップノート香水を吹きかけた直後に感じる最初の香り。軽くて明るい香りが特徴で、5-15分ほどで消えてしまいます。
ミドルノートトップノートが薄れてきたときに現れる香り。香水の「心」を表し、香水全体の半分以上を占めます。
ベースノート香水の最後の香り。最も持続性があり、重厚で深い香りが特徴です。

香水作りにおいて、これら3つのノートをバランスよく配合することが求められます。それぞれのノートが調和し合うことで、一つの完成された香りが生まれるのです。

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オリジナル香水の作り方

オリジナル香水の作り方

それでは、具体的な手順に移りましょう。自作香水の作り方をステップバイステップで説明します。

材料の準備

まず、必要な材料を全て揃えます。精油は好きな香りや想像する最終的な香りに合わせて選びます。それらの精油が形成するトップノート、ミドルノート、ベースノートを意識しながら選んでみてください。

また、精油を溶かすためのアルコールと水、そして香水を混ぜるための容器も用意します。また、最後に香水を保管するための香水ボトルも忘れずに。

香りのブレンド

次に、香りのブレンドを行います。ここでは、香りのブレンドの基本ルールと、トップノート、ミドルノート、ベースノートの選び方を解説します。

ブレンドの基本ルール

ブレンドは、異なる精油を混ぜ合わせて一つの香りを作り出すことです。ブレンドには、ある程度のルールがあります。通常、香水1本に対して精油は全体の20-30%を占めるようにします。

そして、その中でもトップノート、ミドルノート、ベースノートの比率は、それぞれ30%、50%、20%が目安です。この比率に従うことで、調和のとれた香りが生まれます。

トップノート、ミドルノート、ベースノートの選び方

トップノートは、香水をつけた瞬間に感じる香りで、初めの印象を決定します。柑橘系の精油やミント系の精油がよく用いられます。

ミドルノートは香水の核心であり、トップノートの香りが消えてからしばらく続く香りです。フローラル系やスパイシー系の精油がよく用いられます。

最後に、ベースノートは香りの残り香ともいえ、最も長く持続する香りです。ウッディ系やバニラ系の精油がよく用いられます。

香りの混合と熟成

精油を選び、ブレンドの比率を決定したら、次にアルコールに精油を加え、よく混ぜます。そして、水を少しずつ加えながら、香りの強さを調節します。

その後、香水を熟成させます。これは香りを安定させ、香りの調和をより深めるための重要なステップです。通常、2週間から1ヶ月、暗所で保存します。

保管

熟成が終わったら、香水を濾過紙でこすことで、精油の不純物を取り除きます。そして、香水ボトルに移します。

保管は、直射日光や高温多湿を避ける暗所が最適です。また、香水ボトルのキャップはしっかりと閉め、空気の侵入を防ぐことで、香りが長持ちします。

以上が自作香水の基本的な作り方です。あなた自身の好きな香りを組み合わせて、世界に一つだけの香水を作ってみてください。

オリジナル香水作りのアイディア

これまでに、オリジナル香水の基本的な作り方を解説してきました。

最後に、オリジナル香水作りのアイディアをご紹介します。

季節ごとの香りの選び方

季節ごとの香りの選び方

香りは季節感を演出するのに最適なツールの一つです。季節に応じた香りを選ぶことで、その時期のムードや感情を高めることができます。

  • 春:フローラルやフレッシュな香りが春の新生活や明るい気持ちを表現します。例えば、ジャスミンやラベンダー、グレープフルーツの精油がおすすめです。
  • 夏:清涼感のある香りやトロピカルな香りが、暑い夏を爽快に演出します。ミントやレモングラス、ココナッツの精油を選んでみてください。
  • 秋:ウッディやスパイシーな香りは、秋の落ち着きや深みを引き立てます。サンダルウッドやシナモン、パチョリの精油が秋らしさを感じさせます。
  • 冬:ウォームな香りやスウィートな香りが、冬の暖かさや癒しを提供します。バニラやオレンジ、フランキンセンスの精油を選んでみましょう。

シチュエーション別の香りの組み合わせ

シチュエーション別の香りの組み合わせ

また、香りは特定のシチュエーションに合わせても選ぶことができます。例えば、リラクゼーションの時間にはリラックス効果のあるラベンダーやカモミールの精油がおすすめです。一方、活力を必要とする日には、活気を与えるレモンやペパーミントの精油が適しています。

日常生活のさまざまなシチュエーションに合わせて、香りをカスタマイズすることで、より深い体験を得ることができます。

ギフトやプレゼント用の香水作り

オリジナル香水作りのアイディア

自作の香水は、思いやりのある手作りギフトとしても最適です。相手の好きな香りやパーソナリティを反映させたオリジナルの香水を作ることで、一層特別なプレゼントになります。

また、特別な日や記念日に向けて作ることもおすすめです。その日の思い出を香りに込めて、一緒に過ごした時間を思い出すための香りとしても楽しむことができます。

以上、いかがでしたでしょうか。自分だけの香りを作る楽しみ、そしてその香りが記憶や感情、シチュエーションと深く結びついていく様子を感じていただければ幸いです。これらのアイディアを参考に、あなただけのオリジナル香水作りをお楽しみください。

香水作りにおけるよくある問題とその解決策

自作の香水作りには、ある程度の練習と経験が必要です。そして、それぞれのプロセスには、特有の問題が生じる可能性があります。ここでは、よくある問題とその解決策をいくつか紹介します。

香りが弱い、あるいは早く消える場合

香りが思った通りにならない場合

香水を作ってみたものの、香りが弱い、あるいはすぐに消えてしまうと感じた場合、まずは精油の量やブレンドのバランスを見直してみてください。全体の20-30%が精油であること、そしてトップノート、ミドルノート、ベースノートの比率がそれぞれ30%、50%、20%であることが重要です。

また、香りがすぐに消えてしまう場合は、香水の熟成時間を長くすると良いでしょう。香りが深まり、より長持ちするようになります。

香りが思った通りにならない場合

香りが思った通りにならない場合

香りが思った通りにならない場合、それはおそらく香りのブレンドがうまくいっていない可能性があります。ブレンドは、単純に香りを混ぜるだけでなく、香りのバランスを整える芸術でもあります。

まずは、選んだ精油を一つずつ嗅いで、その香りの特性を理解することから始めてみてください。そして、各精油がどのノート(トップノート、ミドルノート、ベースノート)に属するのかを調べ、それに基づいてブレンドを作成することが重要です。

さらに、香りの組み合わせは無限大です。あなたが好きな香り、その日の気分や目指す雰囲気によって、自由に組み合わせてみてください。

皮膚に適用したときの反応

皮膚に適用したときの反応

自作香水を皮膚に直接適用すると、時には皮膚が反応してしまうことがあります。精油は非常に濃縮された植物の成分であり、そのままの状態で皮膚に適用すると、刺激になることがあります。

そのため、精油を直接肌につける前に、必ず希釈することが大切です。また、新しい精油を試す前にはパッチテスト(小さな皮膚の範囲で試すテスト)を行うことを推奨します。これにより、皮膚がその精油に反応するかどうかを確認することができます。

それでも皮膚が反応する場合は、すぐにその使用を中止し、医療専門家に相談してください。

オリジナル香水の作り方は、練習と経験によって上手くなります。何度も試し、自分自身の感覚を信じて、自分だけの香りを作り上げてみてください。

自分だけのオリジナル香水を楽しもう

香水は、日常生活をより楽しく、豊かにするツールの一つです。季節やシチュエーションに応じて香りを変えることで、日々の生活がより鮮やかに、感情豊かに感じられるかもしれません。また、自分の香りをギフトとして贈ることで、人々との絆を深める手段ともなります。

香りの世界は奥が深く、香りの種類を増やしたり、ブレンドの技術を磨いたり、さらには自分だけのブランドを作り上げるなど、可能性は無限大です。

この記事がオリジナル香水を作るきっかけとなれば幸いです。

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この記事を書いた人

椎名遥香のアバター 椎名遥香 フレグランスアドバイザー

累計数百種類以上の香水を試し、その知識と経験を活かして、香水の魅力を発信。好奇心旺盛で、新しい香水が発売されるたびに試してみることが趣味。フレグランスアドバイザーを育成するオンラインサロンも運営中。

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