忙しい日常の中でふとした瞬間に心地よい香りを感じると、気持ちがリフレッシュされますよね。香りを手軽に取り入れる方法として人気なのが、匂い袋やサシェです。自分好みの香りを選んで、手作りすることで、オリジナルの香りを楽しむことができます!
本記事では、匂い袋とサシェの違いや手作りの魅力、具体的な作り方について詳しく解説します。誰でも簡単に作れるので、ぜひ一緒にチャレンジしてみてください!
匂い袋とは?サシェの違いは?

匂い袋とサシェはどちらも香りを楽しむためのアイテムですが、それぞれに特徴や由来があります。まずは、その違いについて詳しくご紹介します!
匂い袋:刻んだ香原料を巾着に詰めた日本式のアイテム

匂い袋は、日本で古くから親しまれている伝統的な香りアイテムです。平安時代から続く文化で、香道とも密接な関係があります。
匂い袋は、木の皮や花、香木、香草などを細かく刻んで混ぜ合わせ、巾着袋に詰めたものです。この巾着袋は、絹や綿などの柔らかい布で作られ、美しい刺繍や染め模様が施されることが多いです。
匂い袋の魅力は、その奥深い香りと長持ちする香りの持続性にあります♡袋を開けた瞬間に広がる豊かな香りは、心を落ち着け、癒しの時間に変えてくれますよ♪
また、季節ごとに香りを変えて楽しむこともできるため、四季折々の香りを楽しむ日本の風情を感じることができます◎
サシェ:花やハーブを小さな袋などに詰めたフランス式のアイテム

一方、サシェはフランス発祥の香りアイテムで、主にドライフラワーやドライハーブを使って作られます。ラベンダーやローズマリー、ミントなど、香りのよいハーブや花びらを小さな袋やポーチに詰め込むことで、優しい香りを楽しむことができます!
サシェは、特にクローゼットや引き出しの中に置いて、衣類やリネンに香りを移すために使われることが多いです。見た目も華やかで、おしゃれなインテリアとしても人気があります。また、天然素材を使っているため、化学的な香料を避けたい方にもおすすめです♡
匂い袋やサシェを手作りする魅力は?

匂い袋やサシェを手作りすることには、多くの魅力があります。ここでは、その魅力を3つのポイントに分けてご紹介します!
①自分好みの香りやデザインに仕上げられる

匂い袋やサシェを手作りする最大の魅力は、自分だけのオリジナルな香りやデザインを楽しむことができる点です!市販の匂い袋やサシェでは見つけられない、自分好みの香りを調合することができます!
例えば、ラベンダーとローズマリーを組み合わせてリラックス効果のある香りを作ったり、レモングラスとミントで爽やかな香りを楽しんだりと、自由自在です!
また、袋のデザインや素材も自分で選ぶことができるため、インテリアに合わせたものやプレゼント用に特別なデザインを考える楽しさもあります♪
②自然の素材で作れる

匂い袋やサシェを手作りすることで、自然の素材を使って安心・安全な匂い袋やサシェを作ることができます!市販の製品には、化学的な香料や保存料が含まれていることがありますが、手作りならば自分で選んだ天然素材だけを使用することができるので、敏感肌の方やお子さんのいる家庭でも安心です◎
これにより、アレルギーの心配が少なく、環境にも優しい製品を作ることができます!
ラベンダー、ローズ、ミント、シナモンなど、さまざまなハーブやスパイスを使って、自然の力を最大限に活用した香りを楽しむことができますよ♪
③コスパが良い

手作りの匂い袋やサシェは、材料費が比較的安く済むため、コスパが非常に良いです。香原料やハーブは少量でも十分な効果があり、一度に大量に作ることができます♪
また、巾着袋やリボンなどの材料も手芸店や100円ショップで手に入れることができるため、経済的です。
手作りする時間も楽しみの一部として考えれば、コスト以上の価値がありますよ♪お財布に優しいだけでなく、オリジナルの香りを手軽に楽しむことができるので、コスパの良い趣味としてもおすすめです!
匂い袋・サシェの作り方【材料編】

手作りの匂い袋やサシェを作るためには、いくつかの基本的な材料が必要です。次は、匂い袋・サシェを作るために必要な材料を詳しくご紹介します!自分好みの香りやデザインに合わせて材料を揃えてみましょう♪
【材料1】巾着などの袋

まず必要なのは、香りを詰めるための袋です。匂い袋の場合は、伝統的な和風の巾着袋が一般的です。絹や綿の布でできた巾着袋は、柔らかくて手触りが良く、香りを長く保つのに適しています。
また、手作り感を出すために、自分で布をカットして縫い合わせるのもひとつの手です。市販のシンプルな袋をリボンやビーズでデコレーションすればオリジナリティを加えられます!
一方、サシェの場合は、オーガンジーの袋がおすすめです。透け感のあるオーガンジーは、中のドライフラワーやハーブが見えるため、見た目にも美しい仕上がりになります。
【材料2】香原料or花やハーブ

次に、袋に詰める香りの材料を用意します。匂い袋やサシェの香りを決めるもっとも重要な材料が、香原料や花、ハーブです。香原料には、白檀や桂皮、丁字などの伝統的なものから、ラベンダーやローズ、ミントなどのドライハーブまでさまざまあります。自分の好きな香りを選んでブレンドすることでオリジナルの香りを作りましょう!
たとえば、リラックスしたい時にはラベンダーやカモミール、リフレッシュしたい時にはミントやユーカリがおすすめです。花やハーブは自分で育てて乾燥させることもできますし、市販のドライフラワーを利用するのもよいでしょう!
【材料3】留め具orリボン

香りの材料を袋に詰めた後、それをしっかりと閉じるための留め具やリボンが必要です。匂い袋の場合は、伝統的に紐や糸で巾着の口を縛るのがおすすめです!細い紐やカラフルな糸を使うことで、見た目にも美しく仕上げることができます♪
サシェの場合は、リボンや紐を使って口を結びます。リボンは、袋のデザインに合わせて色や素材を選ぶと良いでしょう。サテンリボンやオーガンジーリボンなど、さまざまな種類のリボンを使うことで、おしゃれなサシェが完成します♪
【材料4】ボウル

最後に、香原料やハーブを混ぜ合わせるためのボウルが必要です。ボウルは、香りの材料を均一に混ぜるために使います。特に匂い袋を作る際には、香原料をしっかりと混ぜ合わせることが重要です。ガラスやステンレスのボウルを使用すると、香りが移りにくく、清潔に使うことができます!
匂い袋・サシェの作り方を徹底解説!【手順編】

ここからは、匂い袋やサシェの作り方を具体的にご紹介します。初心者でも簡単に作れるよう、手順をわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください♪
手作りの過程も楽しみながら、香り豊かなアイテムを作り上げましょう!
【匂い袋】作り方

匂い袋の作り方はとても簡単です。ボウルに香原料を適量入れてよく混ぜ合わせ、巾着袋に詰めたらしっかりと袋の口を閉じるだけ。完成したらクローゼットやバッグに入れて、好きな香りをいつでもどこでも楽しんでください!
①香原料をボウルで混ぜる

まず、用意した香原料をボウルに入れます。香原料は、白檀、沈香、丁子など、お好みのものを選びましょう。これらを均等に混ぜ合わせることで、豊かな香りを引き出すことができます。
手で軽く混ぜるか、スプーンを使って丁寧に混ぜてくださいね!
②①を巾着にいれる

次に、混ぜ合わせた香原料を巾着袋に入れます。香原料がこぼれないように、袋の口をしっかりと開けて、少しずつ入れていきましょう。
あまり詰め込みすぎないように注意し、袋の中で香原料が少し動ける余裕を持たせましょう。適度なゆとりがあることで、香りが均等に広がりやすくなります♡
③綿があれば綿で入口に蓋をする

もし綿があれば、香原料の上に綿を詰めて、入口に蓋をします。これにより、香原料がこぼれないようになります。蓋をしてしまったら香りが楽しめないのでは、、と思う方もいるかもしれませんが、綿は通気性も良いため、香りを自然に広げてくれますよ◎
綿がない場合は、布やティッシュペーパーを代わりに使ってもOKです!
④口を縛って完成!!

最後に、巾着の口を紐でしっかりと縛ります。紐は、お好みの色や素材を選んでください!
シンプルな巾着袋も、おしゃれなリボンで結ぶだけで一気に華やかになります♡
袋の口をしっかり閉じることで香りが長持ちし、持ち運びも安心です。オリジナルの匂い袋で、日常にちょっとした癒しの香りを取り入れてみてくださいね♪
【サシェ】作り方

サシェの作り方もとてもシンプルです!ドライフラワーやドライハーブをボウルでよく混ぜ合わせて小さな布袋に詰め、袋の口をリボンで可愛く結んだら完成です♪
引き出しやクローゼット、バッグの中に入れて、自然な香りを楽しみましょう!
①ドライフラワーやドライハーブを混ぜる

まず、ドライフラワーやドライハーブをボウルに入れて混ぜます。ラベンダー、ローズ、カモミール、ミントなど、好みの香りのハーブや花びらを選びましょう。香りのバランスを見ながら、均等に混ぜ合わせます。
それぞれの香りが持つリラックス効果やリフレッシュ効果を考慮しながら選ぶと良いでしょう!
また、ドライフラワーやハーブの組み合わせを変えることで、季節や気分に合わせたオリジナルの香りを作り出すことができますよ♪
②①を巾着にいれる

次に、混ぜ合わせたドライフラワーやドライハーブを巾着袋に入れます。袋の口をしっかりと開けて、少しずつ入れていきましょう!
あまり詰め込みすぎないようにすることで、香りが均等に広がりやすくなるとともに、袋がふんわりとした状態になって見た目も可愛らしく仕上がります♡
③口をリボンで縛って完成!!

最後に、巾着の口をリボンで結びます。リボンの色や素材を選んで、おしゃれな仕上がりにしましょう!リボンの長さを調整して、結び目が美しく見えるように整えると完成度が高まります♪
また、リボンの端をハサミで斜めにカットすると、さらにおしゃれな仕上がりになりますよ!
手作りする時間が無い方に!市販のおすすめ匂い袋・サシェ5選

手作りの匂い袋やサシェは魅力的ですが、忙しい毎日の中で手作りの時間を取るのは難しいこともあります。そんな方のために、市販のおすすめ匂い袋とサシェを5つご紹介します!
これからの商品する商品は、手軽に購入できるだけでなく、品質も良く、心地よい香りを楽しむことができますよ♪
①まつみ工芸|匂い袋 香りの泉
香りの情報 | 白檀 |
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まつみ工芸の「匂い袋 香りの泉」は、白檀の香りが漂う上品なアイテムです。サンダルウッドとも呼ばれ、香水をはじめとした香りアイテムの定番でもある白檀の香りには、心を落ち着ける効果があり、日々のストレスを和らげてくれます◎
この商品の魅力は、手軽さと効果です。白檀の香りがふんわりと広がり、どこでもリラックスできる空間を作り出します。この匂い袋は小さな巾着型で、バッグやポケットに入れて持ち歩くのに便利。根付タイプなので、バッグや鍵につけていつでもどこでも香りを楽しめるのが嬉しいポイントです!
②レソンシエル ジャポン|金木犀 天然サシェ

香りの情報 | 金木犀 |
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レソンシエル ジャポンの「金木犀 天然サシェ」は、香りのある生活を楽しむための素敵なアイテムです。このサシェは金木犀の自然な香りが特徴で、リフレッシュしたい場所にぴったり!下駄箱や蒸れた靴の中に入れれば、金木犀の爽やかな香りが広がって不快な臭いを消してくれます!
クローゼットやデスク周りに置くと、開けるたびにふんわりとした金木犀の香りが広がり、心地よい気分にさせてくれますよ♪
③COONA(クーナ)|ひばサシェ
香りの情報 | 檜葉(ひば) |
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クーナの「ひばサシェ」は、青森ひばの自然な香りが楽しめるアイテムです。このサシェは、青森ひば特有の爽やかな香りで、防虫・消臭・除菌・吸湿効果を発揮します。天然素材のひばは、クローゼットやシューズボックス、引き出しの中など、どこにでも手軽に置くことができ、嫌な臭いや湿気を吸収してくれます!
防虫効果が高いため、衣類や布製品の保管にもおすすめです。青森ひばの香りは森林浴をしているようなリフレッシュ感をもたらし、日常のストレスを和らげるサポートをしてくれますよ♪
見た目もシンプルでおしゃれなデザインなので、インテリアの一部としても楽しめます!
④LAVONS(ラボン)|香りサシェ ラブリーシックの香り
香りの情報 | ピーチ |
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ラボンの「香りサシェ ラブリーシックの香り」は、クローゼット用吊り下げタイプの便利なアイテムです。ピーチの甘くフルーティーな香りが特徴で、クローゼットを開けるたびに心地よい香りが広がります。このサシェは、衣類に優しい香りをまとわせるだけでなく、クローゼット内の嫌な臭いを消し去り、爽やかな空間を作り出します!
ピーチの香りは、リラックス効果があり、毎日のコーディネートタイムを楽しいひとときにしてくれます。ピーチの香りは多くの人に好まれる香りなので、プレゼントとしても喜ばれること間違いなしです!
⑤Grancense(グランセンス)|サシェ ホワイトムスク
香りの情報 | ホワイトムスク |
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グランセンスの「サシェ ホワイトムスク」は、透明感あふれるアロマベルガモットとミントの香りが魅力的なアイテムです!
ホワイトムスクの優しい香りに、爽やかなベルガモットとミントが加わり、清潔感とリラックスを同時に楽しめます。このサシェは、クローゼットや引き出し、バッグの中など、様々な場所で使用可能です!
特に便利なのは、背面ハンガーを出すことでクローゼットに簡単に吊り下げられる点です。クローゼット内で使うことで、衣類にほのかな香りをプラスし、開けるたびにフレッシュな香りが広がります!見た目もシンプルでおしゃれなデザインなので、インテリアとしても素敵ですよ♡
匂い袋・サシェを手作りして自分だけの香りを楽しもう♡

手作りの匂い袋やサシェには、自分好みの香りやデザインを楽しめるという大きな魅力があります。自然素材を使って安心して使えること、そしてコストパフォーマンスの良さも手作りの魅力です!
手作りの過程そのものも楽しみの一つです!
また、手作りの匂い袋やサシェは、ギフトとしても喜ばれます♡
手作りが難しい場合でも、市販の高品質な匂い袋やサシェを使って、自分だけの香り空間を楽しむことができます◎
ぜひ、自分のライフスタイルに合った方法で、香りのある生活を楽しんでみてください♪
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